破損した際のクリンパーとアンビルの型番をまとめてみました
例)JST製のアプリケーター本体
ピン端子を圧着するための専用機械です
アプリケーターとはハーネスやケーブルの加工でピン端子、圧着端子を圧着するために使用する圧着工具です。
端子を圧着するのは手動工具でも出来ますが、アプリケーターを使う事で細かい調整をすることができます。
ピン端子のクリンプハイトとインシュレーションハイト
端子ごとに圧着後の高さが設定されています。
範囲内から超えてしまうと電線が切れてしまったり、抜けてしまったりします。
アプリケーターで端子を圧着するメリットはクリンプハイトやインシュレーションハイトを調整する事が出来る事です。
手動工具だとハイトを調整する機構がありません。
電線は芯線のサイズも勿論、被覆の細い物から太い物まであります。そのため、ワンパターンにしか圧着できない手動工具だとクリンプハイトやインシュレーションハイトが合わない場合があります。
アプリケーターだとクリンプハイトやインシュレーションハイトの微調整が可能なので、端子の適合範囲を超えない限りは綺麗な形状で圧着する事が出来ます。
例)JST製の圧着機
JST、モレックス、TEなどアプリケーターを販売しているメーカー様から専用の圧着機が販売されています。
メリットの多いアプリケーターですが動かすには専用の圧着機が必要です。
例えばJST製のアプリケーターでしたらJST製の圧着機が必要になるという具合です。
日本オートマチックマシン(JAM)からどのメーカーのアプリケーターでも取り付けられるように汎用の圧着機が販売されていますが、各メーカー取り付け金具が違うため別途アダプターを購入する必要があります。